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■第三セクターの現況
町が関与してきた第三セクターは左の表に示されている8法人で、?町が資金参加のみと考えられる法人組織?町が主体的に取り組み、経営権を実質的に保有している法人組織の2つに分類できる。
第三セクター設立は、雇用の場、地域産物の販売拠点、地域商業の活用などによる地域への経済波及効果など様々な期待があり、経済的効果を上げてきた法人もあった。
しかし、時代の変化や事業環境の変化により悪化した経営状況から、新たに利益を生む経済活動に踏み出せるのかどうかの時期に来ている。
また、指定管理者制度が施行されたことで、町の公共施設の管理を公募により決定するという短絡的な方針を立てることは、第三セクターの運営に協力を申し入れた民意を裏切ることであり、地域の振興に対する思いに水をかけることになる。
■第三セクターの一般的問題
①事業環境の変化に適応できない体質▽変化への対応能力、事業展開という動きへの欠落がある
②会社としての認識と変革意識の希薄さ▽技術変化が乏しく組織自体が硬直しやすい
③問われる経営者の能力と意識
④第三セクターの問題は行政能力の問題でもある▽単なる赤字補填を目的とした公的支援をすべきではない
■第三セクター全体への一般的提言
平成15年12月に総務省は、第三セクターに関する指針を改定しているが、そのポイントは次の4点であり、町の第三セクター活性化の一般的な提言はこの4点につきると思われる。
①外部の専門家による監査を活用する等の管理体制の強化を図ること
②点検評価の充実と強化を図ること?積極的かつわかりやすい情報公開に努めること
③完全民営化を含めた既存団体の見直しをこれまで以上に積極的に進めること
みなかみ町の第三セクターとして特に問題となるのは、分かりやすい情報公開であろう。
また、観光を代表産業のひとつとする以上、地域経済の活性化のための方策として、今後も、第三セクターによる地域経済の活性化の必要性は皆無とは言えない。しかし、行政の責任者が代表者となり、損失補償までするという、負の連鎖に対する体制づくりは決して用意すべきではない。
■みなかみ町の第三セクター
(資金参加のみ)
大峰高原開発株式会社
■事業内容/ゴルフ場経営
■設立年/昭和48年
■資本金/9億1千万円
■出資内容/みなかみ町7.7% 筆頭は上毛土地62.1% 出資者数105名
■従業員数/49人
武尊山観光開発株式会社
■事業内容/スキー場経営
■設立年/昭和54年
■資本金/3億8千万円
■出資内容/みなかみ町17.21% 筆頭は群馬県 31% 出資者数20自治体5団体
■従業員数/10人(宝台樹事業分)
水上リゾート開発株式会社
■事業内容/スキー場・キャンプ場経営
■設立年/平成2年■資本金/1億円
■出資内容/みなかみ町34% 筆頭は赤城ゴルフ46% その他5社
■従業員数/12人
月夜野クラフトビール株式会社
■事業内容/地ビールの製造・販売、レストラン経営
■設立年/平成8年
■資本金/3千万円
■出資内容/みなかみ町20% 筆頭は上越クリスタル硝子50% その他6社
■従業員数/11人
(町が筆頭株主)
財団法人新治農村公園公社
■事業内容/公益事業・農産物や加工品の販売・日帰り温泉
■設立年/平成5年
■基本財産/2億円
■出資内容/みなかみ町100%
■従業員数/85人
株式会社水の故郷
■事業内容/水紀行館・日帰り温泉・ダムサービスセンター・給食センター人材派遣
■設立年/平成9年
■資本金/1千万円
■出資内容/みなかみ町85% その他金融機関3社
■従業員数/31人
株式会社月夜野振興公社
■事業内容/温泉宿泊施設経営・農産物直売所の運営
■設立年/平成10年
■資本金/1千万円
■出資内容/みなかみ町85% その他 金融機関2社
■従業員数/13人
株式会社猿ヶ京温泉夢未来
■事業内容/日帰り温泉・劇場・オートキャンプ場・レストラン経営
■設立年/平成14年
■資本金/4千900万円
■出資内容/みなかみ町51% その他 地域住民等47者
■従業員数/50人 |
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