顧みますと、私は昭和63年7月新治村長に就任して以来5期、更には平成17年10月に新生「みなかみ町」初代町長に就任して1期の通算21年余の長きわたり、村政・町政を担当させて頂きました。この間の社会経済情勢は、ご案内の通りバブル経済の崩壊、三位一体改革、更には世界的な金融不安等から目まぐるしく変わり、地方財政はその都度、厳しい状況下に置かれました。その中にあって私は、国・県の動向をより早く知ることに努め、常に「最小の支出で最大の効果を上げる」ことに心掛けて、一意専心職務に精励してきました。加えて、国は構造改革の名の下に市町村合併を進め、「月夜野町・水上町・新治村」は平成17年10月1日に合併し、新生「みなかみ町」が誕生した事は特筆すべきです。そして、今日では合併特例の措置を有効に生かして、「財政再建」と「夢のある町づくり」が順調に進んでいることは、誠に喜ばしい限りであります。
しかし、合併当初の町財政状況は予想以上に悪く、経常収支比率は102.8%で県内ワーストワン、実質公債比率は20.7%のワーストツーであり、行財政改革は「待ったなし」の状況でした。幸いにして町民の理解と協力、更には国・県のお力添えを得て、この四年間の行財政改革で一定の成果を上げることができました。
お陰様で経常収支比率は90.7%と改善され、実質公債比率も平成22年度には知事の許可なく起債ができる17%前後になる見込みであります。併せて、耐震補強等の教育施設整備は21・22年度で完了し、念願の都市計画事業にも着手することができました。更には子育て支援策やこども医療費の無料化、そして企業誘致にも成功し、1期4年間でやるべきことは概ね実現できたと思っています。
時代は今、大きな変革の時であります。
今後も多くの困難に直面することがあると思いますが、今月25日に選出される新しい町長の舵取りの下で、みなかみ町が全国に誇れる「利根川源流の町」として大きく発展することを願っております。
そして私自身、30歳で新治村議会議員として地方自治に参画してから38年余、この間、故郷の発展を思い、住民福祉の向上に全力投球できたことは私の誇りであり、悔いのない充実した人生でありました。
今後は一町民として、常に夢と希望を掲げ、かけがえのない「みなかみ町」の発展に微力を尽くす決意であります。これまでお寄せ頂いた議員各位、そして議場に居られる副町長、教育長を始め職員の皆さん、そして全ての町民の皆さんに、長い間のご厚誼とご指導に心から感謝と御礼を申し上げます。
みなかみ町の益々の発展を祈念して、閉会のご挨拶といたします。有難う御座いました。













