
ヤマキ(株)第2工場
それに先立ち、会社の概要等について申し上げます。
ヤマキ(株)の本社は愛媛県伊予市にあり、社長は城戸善浩氏であります。振り返りますと、一昨年の12月に群馬県産業経済部から、ヤマキ(株)が関東地方に製品供給拠点の工場を建設する情報が入りました。数ある候補地の中に、みなかみ町がある事を知り、早速、誘致に向けた取り組みを行いました。この間、大沢知事を始め県産業経済部のご支援とお力添え、更には地権者の絶大なるご協力を得て、昨年の7月に「矢瀬蟹枠工業団地」に進出が決まり、「工場立地協定書」が調印されました。更に11月28日には「工場進出協定書」を締結され、今年4月28日に「土地売買仮契約」が成立しました。この契約に基づき、6月30日に「矢瀬蟹枠土地区画整理組合」の発注で、工業団地の造成工事が開始されました。
工場用地等の概要ですが、所在地は利根郡みなかみ町月夜野「矢瀬蟹枠工業団地内」であり、敷地面積は92,675u(28,083坪)であります。操業開始は平成23年1月の予定であり、当初の従業員数は約120名であります。
ヤマキ(株)の概要は
・資本金 1億円
・業 種 削り節を主原料とした食品製造業
・売上高 本年3月期の総売上高は438億円、その内、経常利益は3億7,000万円
・従業員数 688名(男415名・女273名)
であります。
矢瀬蟹枠工業団地の進出概要は
・進出動機 他の地区と比較して、ヤマキ(株)が希望する工場用地面積等の諸条件が
確保でき、物流・水資源等の面で優位性がある
・製造商品 家庭用のめんつゆを中心に液体調味料の製造
・生産目標 生産開始時は2万トン、金額で80億円
・投資額 第一期は50億円前後
・従業員数 中途採用を含めて120名の予定
以上が公表できる概要であります。
ヤマキ(株)は1917年(大正6年)創業者・城戸豊吉氏により、愛媛県伊予市に削り節メーカーとして誕生し、以来90年余、食品工業一筋に着実な発展を続けております。ヤマキといえば、自然の味を大切に「ヤマキの花かつお」で有名ですが、食生活の変化を的確に捉えて、カツオパック、だしの素、めんつゆ等、誰にも親しまれる数々の商品を生み出しました。更に近年では、家庭用商品のみならず外食産業等にも取り組み、海外市場をにらんだ新しいヤマキづくりに挑戦していると伺っています。
社是は創業者の「信は万事の本を為す」の伝統精神を受け継ぎ、信用・信頼・信実の歴史と総合食品メーカーの責任で企業活動を重ね、日本の食文化に大きく貢献しております。
またヤマキ(株)は進出にあたり、新工場は「産業観光」を目指すと提案しております。「産業観光」とは歴史的、文化的に価値ある工場や機械等の産業文化財や産業製品を通じて、物づくりの心に触れることを目的とする観光であります。ヤマキ(株)は、既に工場内の見学コースを検討していると伺っていますが、私はこの構想の実現に大きな期待を寄せています。何故ならば、ヤマキ(株)と観光関係者の緊密な連携で多くの見学者を迎える事ができれば、双方のPR効果も高まり、更に見学者を町内の各温泉郷に繋げる事ができれば、新しい時代の観光振興策になるからです。
景気の先行きは依然として不透明ですが、この度のヤマキ(株)の進出はみなかみ町にとって正に福の神の到来であり、町民に大きな夢と希望を与えてくれました。そして、この事によって雇用が生まれ、定住化が促進されて、少子化対策に繋がる事を期待しています。
この度のプレス発表は、ヤマキ(株)がみなかみ町に新工場を建設する公式発表であります。この上は工事も順調に進み、平成23年1月には予定通り操業開始となるように、一層の努力を重ねてまいります。
議員各位のご指導とお力添えをお願い申し上げます。













