閉会に当り一言ご挨拶申し上げます。今定例議会にお願い致しました各議案などについて、何れも承認・可決を賜わり、誠に有難う御座いました。厚く御礼申し上げます。
この14日には、岩手・宮城内陸地震が発生し、その被災の実態を知るに連れ、地震の凄さに慄然としました。
両県の各地では、地滑り・ガケ崩れを引き起こし、道路は寸断され、家屋は倒壊・孤立し、また多くの死者と行方不明者を出すなど、甚大な被害が発生しました。
被災された皆さんに、心からお見舞い申し上げます。
地震国日本は何時、何処で地震が発生しても不思議でない状況の中で、国民の防災意識と行動にギャップがあると指摘されます。危機感を持って、首都圏の水瓶であるダムを守る姿勢が余り見えないのも、その一つです。
この機会に、災害等の有事と、その復旧を念頭に、ダムの危機管理を含めた「玉原トンネル」の開削を真剣に考えるべきであります。併せて、防災対策の一層の充実を図り、「防災計画」に沿った訓練が大切であると感じた次第です。
今定例議会では、今年4月にスタートした「後期高齢者医療制度」が議論されました。請願等の審議結果では、75歳以上の高齢者の医療はどうなるのか心配しました。一時は「群馬県後期高齢者医療広域連合」からの離脱も脳裏をかすめましたが、ひとまず方向が決まりほっとしています。
私は今、高齢者の健康管理の新規事業として、「肺炎予防ワクチン」の接種を考えています。高齢者の肺炎は、三大死因の癌・心臓・脳卒中についで第4位であり、命取りになる重病であります。そこで、これを予防するために「肺炎予防ワクチン」の接種に対する補助事業を検討しています。このワクチンは一度接種すると、5年間の予防効果があり、インフルエンザワクチンと両方接種すると死亡率も減少すると言われます。接種料金は1回6,000円〜7,000円とのことですが、年齢を定め、接種を希望する方に接種料金の一部を補助するものであります。先ずは利根沼田医師会等と協議して、9月定例議会までに結論を出したいと考えています。
私は定例議会を前に、私のレポートとして「町の力を生む請負契約」を示しました。それは地方分権時代を生き抜く手法であり、そのためには地域内経済を活性化して、自主・自立の理念のもとに自己決定・自己責任・自己負担による地方政府を創ることであります。そこには利害関係の憶測から、癒着等と言う不穏当な発言も飛び出しますが、行政に携わる私達が常に公平・公正の姿勢をもって臨めば、初期の目的は達成できるものと確信しています。国の制度改革は物事の捉え方を変えましたが、たとえ要綱や時代背景が変わっても、町が発注する事業を地元業者が受注して欲しいと願うのは人情であり、地域の発展のために必要なことであると考えます。
「都市計画事業」の道路建設は、その一部が既に「まちづくり交付金事業」で決定しており、愈々、地権者及び住民説明会に入ります。進出企業の引き合いもありますので、一日も早く取り組みたいと念願しています。
また、来年度は「教育施設整備計画」に基づき、6校の耐震補強工事を予算化する予定であります。
議会でも率直に議論されて、町民に期待される町政の推進にご指導頂ければ幸いです。
新生「みなかみ町」が誕生してから、2年8ヶ月余りが過ぎました。この間、改選後の町議会では傳田創司氏が議長に選出され、みなかみ町議会としての権能を遺憾なく発揮されました。私達は合併後の厳しさを実感しましたが、正に議会と行政が車の両輪となって、財政再建と懸案事項の実現に取り組みました。お陰様で「利根川源流の町・みなかみ」の礎を築く事ができ、心から敬意と感謝の意を表する次第であります。また、後半の町議会は前議長が再選され、唯今、常任委員会等の構成も無事終了しました。引き続きのご指導とご鞭撻を、心からお願い申し上げます。
結びに、明日は24節気の一つ「夏至」であり、北半球では昼が一年のうちで最も長い日になります。夏至が過ぎ、まもなく蛍が乱舞を始めれば、本格的な夏も間近であります。梅雨の鬱陶しさも、今しばらくですが、無災害で梅雨明けとなることを願っています。
議員各位にはご自愛の上、みなかみ町の発展に一層のご支援とご協力をお願いして、閉会のご挨拶と致します。













