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今回の議会で6名の議員から一般質問がありました。
その中から5名の議員、6つの項目に対する答弁を紹介します。 |
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昨年10月に新町がスタートし、1年が経過しようとしております。国・地方の財政悪化、少子高齢化、地方分権等で市町村はかってない程の厳しい運営を迫られております。
これらの問題に対応するためには、今までの手法を見直すだけでは解決することができず、思い切った構造改革が必要になります。市町村合併は最たる大きな構造改革に他なりません。
私達はこの町村合併によって財政強化を図ると共に、福祉や教育等、住民に身近な行政サービスの維持改善と充実に努め、将来にわたってこの地域が持続的に発展する礎を築く責務があります。
前田議員のご質問であります合併の効果と課題についてですが、先ずは、みなかみ町の財政状況についてお答えします。
17年度決算統計の結果を見ますと、歳入総額は146億4,800万円で、その約33%を占めるのが地方交付税で47億8,400万円、次に多いのが地方税で約27%に当る39億7,600万円、それから主に町民等が負担する負担金・使用料・手数料・諸収入を足しますと約7%に当る10億8,000万円であります。
また地方債が約7%で10億5,600万円、国や県の支出金も約7%にあたる9億9,800万円、その他地方譲与税や地方消費税交付金等の合計が約5%で7億9,300万円となっております。繰越金等その他の収入すべてを合算しても、その総額は129億4,300万円であります。
これだけでは予算が組めないために、基金から17億500万円を繰り入れて何とか予算編成をしたのが実態であり、この繰入額は収入合計の約12%を占めています。
歳出は、総額141億1,400万円であり、そのうち約21%が人件費で30億3,700万円、次に公債費が約19%で26億1,700万円、広域圏等の負担金や団体等への補助金である補助費が約13%で18億8,900万円、特別会計等への繰出金が約10%に当る13億4,500万円でありました。その他に維持補修費、扶助費など経常的に要する額が6%程であります。このため建設事業等の投資的経費に当てた額は約12%の17億800万円と年々減少している状況であります。
また平成17年度決算を平成16年度の3町村及び衛生施設組合の決算合計と比較しますと、歳入は約99%、歳出は92%縮小しております。
こうした状況から、歳入の課題は地方交付税と町税の動向にあります。地方交付税は交付税特別会計の状況から判断しても、景気回復によって税収が増えても、それが即地方に配分されません。一方、町税は税収の約36%が償却資産税であることから、課税額が償却に伴い年々減少するために(年4,000円余り減)、景気回復による増収分を吸収してしまう恐れがあります。その上、基金の状況はご案内の通り、毎年多額の取り崩しによって繰入金の予算計上をしておりますが、このような予算編成を何年も続けるとしたら財政は破綻してしまいます。
歳出では、人件費・公債費・補助費等の経常経費を経常の一般財源で賄えない状況にあり、17年度の経常収支比率は102%という状況であります。
この経常経費については徹底的に見直しを行い、これからは前例主義を廃して事業や施設の効果等見ながら予算配分していく考えであります。
17年度の人件費は、対前年度に比較して7,300万円減少しました。更に物件費は、支所の管理費等が削減することができますので18年度以降は効果が現れてきます。
この様に合併により明るい材料も生じてきており、今後も合併効果が益々大きくなると思います。その上特例債という有利な起債の活用により、実質公債費負担比率も改善することができると考えます。
こうした効果により、住民に身近な福祉や教育等のサービスの維持・充実を図ってまいりたいと考えております。
ご質問の福祉や教育関係ですが、合併前の旧町村ではサービスのばらつきがありましたので、合併協議を基にして調整を行っております。この調整により福祉医療費助成制度や出産祝金、また福祉タクシー事業、温泉無料入浴券配布事業のようにサービスが向上したものや、介護保険料が下がった地区もあり、健康診断の自己負担分が増加したものもあります。
また教育委員会関係では、幼稚園や保育園の保育料等について調整をしておりますので、保護者の所得階層等によって増額あるいは減額がされております。
何れにしても町村合併により財政は平準化できたわけですから、今後は住民サースもできるだけ早く平準化するように努力を重ねてまいります。
現状の住民サービスは、合併に伴う財政の平準化によって、何とか維持できている状況にあります。その内容は町村合併しなければ住民サービスが維持できなかったり、例えできたとしても数年しか持たない実態を知るときに、合併して良かったと安堵しております。茲に、ご理解とご協力を賜りました町民皆様に、心から感謝と御礼を申し上げます。
私の目標は、「財政再建」と「夢のある町づくり」であります。確かに、現状の財政状況から判断しますと矛盾を感じるかと思いますが、償却資産税の目減りはあっても40億円近い税収のある町であります。加えて谷川連峰・利根川に代表する自然と、いで湯・文学の町を想像する時に、否が応でも夢と希望は湧いてきます。道程は決して平坦でないことは承知しておりますが、全力を尽くす決意であります。
今後とも、町村合併の効果が出せるようにお力添えをお願い申し上げます。 |
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