みなかみ町長 鈴木和雄
(平成19年8月)
大沢知事の誕生を、心からお祝い申し上げます。今年は春から選挙の連続でした。県知事選はかつてない激しい選挙でしたが、大沢知事の群馬県政がスタートしました。
知事は選挙戦に当たり、「若者に夢を、お年寄りには安らぎを与え、県民の全てが誇りの持てるふるさと群馬を築く。」と訴え、明々と松明を掲げました。
多くの同志はこの松明に集い、未来を信じ、大沢県政に夢と希望を託しました。私達の郷土群馬は、限りなく発展の可能性を秘めた県です。是非とも、新知事には水源県群馬の存在感・価値観を知らしめながら、利根沼田地方に大きな政治の力を与えて下さい。そして、大沢知事の掲げた松明の下に県下38市町村が集い、共に愛郷心と誠意をもって群馬県の創造に参加すれば、県民が誇れる「ふるさと群馬の建設」が実現できると確信します。
大沢県政の出発に当たり、「対話と協調」を中軸とする斬新かつ力強い県民のための県政に、大きな信頼と期待を寄せております。
公共施設の統廃合に取り組む
さて、新生「みなかみ町」は「財政再建」と「夢のある町づくり」に取り組んで1年10ヶ月余りが経過しました。我々を取り巻く社会・経済情勢は厳しいものがありますが、町民皆さんのご理解とご協力で行財政改革も進み、財政状況も少しずつ明るい兆しが見えてきました。私は今年を「改革元年」と定めて取り組んでおりますが、今後は観光・福祉・教育施設等の統廃合を始め、町の実態に即した効率的な施設整備を行い、運営経費の削減と経常経費の縮減に務めてまいります。しかしながら、これらの改革は一朝一夕では達成できません。急激なサービスの低下をもたらさないように、十分な協議と検討を重ねる必要があります。そして、今後の数年間で確実に成果をあげたいと考えております。
国は今、構造改革の名の下になりふり構わず行財政の改革を進めておりますが、これを批判はしても、その流れに逆行しては町の将来に大きな禍根を残す事になります。むしろ「ピンチをチャンス」と捉えて、人件費・物件費等の経常経費を抑えて予算規模を縮小し、自主財源である税収・40億円を柱に、地方交付税で補完する財政運営を図る必要があります。
身の丈にあった予算は100億円以下
時代の流れは確かに地方分権の時代であり、国の多額な長期債務から判断して、従来の中央依存型ではこれからの町づくりはできません。「地域のことは地域で考え、個性を生かして自らの責任で町を運営する」、所謂、自主自立の精神が求められており、これに耐え得る財政基盤をより早く確立する事が肝要であります。その必要な期間は「合併特例法」により、平成26年度末まで与えられております。
そこで大事なことは、この期間を前倒しして、今年度、127億円余まで圧縮できた予算を、より早く「身の丈にあった予算規模(100億円以下)」にする事であります。正に茨の道でありますが、将来「輝けるみなかみ町」にするためには避けて通れません。勇気と英断をもって行財政改革に挑戦し、実現する決意であります。
町民皆さんのご理解とご協力をお願い申し上げます。













